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EV・PHV Q&A

EVとPHVはどこが違うのですか?
EV(電気自動車)は電動モーターのみで動くのに対して、PHV(プラグインハイブリッド車)は電動モーターとエンジンの両方を備えています。
そのため、EVと比べてPHVでは、電動モーターのみで走ることができる距離が短い一方で、バッテリー残量が低下してもハイブリッド走行に切替できるので、電池切れの心配が要りません。

EV・PHVはどのような場所で充電できますか?
基本は自宅の専用コンセントから充電することになります。 自宅以外では、自動車販売店や商業施設、ガソリンスタンド、ホテルなどの施設に設置された充電施設で充電することができます(道内の充電スポットは「北海道内の充電インフラ情報」をご覧ください)。 なお、EVは普通充電・急速充電の両方で充電できるのに対して、PHVは普通充電のみに対応しています。

EV・PHVの充電にかかる時間はどれくらいですか。
充電方法及びバッテリーの容量により充電時間が異なります。
EVの場合、急速充電で満充電の80%まで充電するのに約15分(総電力量10.5kWh)~約30分(総電力量24kWh)、普通充電(200V)で満充電まで充電するのに約4.5時間(総電力量10.5kWh)~約8時間(総電力量24kWh)かかると言われています。
PHVの場合、普通充電(200V)で満充電まで充電するのに約90分かかると言われています。

感電する恐れはないのですか?
充電口と充電ノズルが接続されていない場合は、内部で電流を遮断していますので、充電口のプラグに触れても感電の危険はありません。
雨や雪の日に充電することはできますか?
充電できます。ただし、充電コネクターや充電ガンを濡れた手でさわらないようにし、また接続部が濡れないように注意して充電を行う必要があります。
強風で雨の強い日や大雨、落雷の危険性のある天候では、充電は行わないでください。
充電中に洗車できますか?
感電や火災の恐れがありますので、充電中の洗車は絶対に行わないでください。
EVのバッテリーは何年使い続けられますか?
車種や利用状況により差はありますが、電気自動車の駆動用バッテリーは5年で新車時の80%、10年で70%程度の残存容量になると見込まれています。
バッテリーを長持ちさせるにはどういう充電方法がよいですか?
駆動用バッテリーは満充電した状態、および残量ゼロに近い状態で劣化が進む性質があります。そのため、満充電付近で充電を繰り返さず、7,8割使用してから充電した方が長持ちすると言われています。 また、残量が無くなった状態のまま長期間放置すると、駆動用バッテリーがダメージを受け、充電ができなくなる可能性があるため、長期間クルマを使わないときは、放電により駆動用バッテリー残量がゼロになることを防ぐため、3ヶ月ごとに満充電にしてください。
走行中に充電が切れそうになったらどうなりますか?
バッテリー残量警告が表示され、ドライバーに注意を促します。バッテリーの残量表示がゼロになってもすぐに停止するわけではなく、数kmは走行できます。
また、充電切れになる前にナビ機能で最寄りの充電スポットまでの案内が出る車種もあります。
オイル交換などのメンテナンスは必要ですか?
エンジンを搭載していないので、エンジンオイルなどの交換は不要です。ただし、その他のタイヤやボディ、電装系など、ガソリン車同様に定期点検は必要です。
駆動用バッテリーの電力を車外に給電することはできますか?
EV・PHVを発売している各社で駆動用から電力を供給するシステムの開発が進められており、一部製品化されています。
2012年7月現在で発売されている電力供給システムには、三菱自動車工業(株)による「MINICAB-MiEV」及び日産自動車(株)による「LEAF to Home」があります。