EV・PHVのユーザーになろう EV・PHVのユーザーになるための参考情報!まずはここから

お得情報

お得に購入するには?

EV・PHVの普及を後押しするために、さまざまな支援制度があります。しっかり利用して賢い買い物をしましょう。 (以下の情報はすべて平成27年12月現在のものです)

EV・PHV購入支援

ここでは、主に個人や中小企業を対象とし、購入そのものに対して補助などを行う制度を紹介しています(詳しくは、それぞれの機関のウェブサイトにてご確認ください)。
他に、EVの研究開発に対する補助や、産官連携の企画事業に対する補助、二酸化炭素排出量の削減量に応じた補助などもあります。(参照情報:平成27年度省エネルギー・新エネルギー関連助成制度 - 北海道

全国の制度
(社)次世代自動車振興センター
(電気自動車・クリーンディーゼル自動車用)
名称: クリーンエネルギー自動車等導入費補助事業
募集期間: 平成27年9月24日~平成28年3月7日(必着)
(但し、予算枠を超過する場合は別途定める終了日まで。)
補助対象: メーカー、輸入事業者等からの申請に基づき事前に(一社)次世代自動車振興センターで審査・承認された車両(詳しくは、同センターHPをご覧ください)
申請要件: 車車両初度登録が平成27年7月1日~平成28年2月29日
備考: 処分制限期間(3年ないし4年)以上の使用が見込まれること
環境対応車普及促進対策費補助金(エコカー補助金)とは制度が異なります。また、二重に補助金を申請することも出来ません。
道内市町村の制度
札幌市 名称: 次世代自動車購入等補助制度
対象: 事業者が市内で事業に使う車両として、新車で、購入又はリースする
EV,HV,PHV,NGV、および、市民が市内で使う車両として、新車で、購入する又はリースするEV
補助金額: ベース車両との差額の10分の1(上限30万円)
提出時期: 平成27年4月1日~平成28年2月29日
備考: 事業者は4年間以上の使用、市民は5年以上の使用が見込まれること
補助例
EV: 15.6万円(廃車無)、19.5万円(廃車有) ※車種により変動
PHV: 9万円(廃車無)、11.2万円(廃車有) ※車種により変動

減免税

EV・PHVはいわゆるエコカー減税の対象となります。
詳しくは、「自動車重量税等の減免(エコカー減税・ASV減税・バリアフリー車両減税等)について(平成24年改正)」(国土交通省)をご覧ください。

自動車重量税(国税) 適用期間: 平成27年5月1日 ~ 平成29年4月30日
新車・新規車検: 免税
2回目車検: 50%軽減
自動車取得税(地方税) 適用期間: 平成27年4月1日 ~ 平成29年3月31日
新車: 非課税
中古車: 45万円控除

充電設備設置支援

  • 充電設備の設置
    一般社団法人 次世代自動車振興センターによる補助が受けられます。詳しくはホームページをご覧ください。

どのくらい燃料費が削減できるの?

EV・PHVではガソリン代がかかりません。代わりに電気代がかかりますが、ガソリン代に比べると非常に安価です。
どのくらいお安くなるのか、シミュレーションしてみました。シュミレーションの条件は後述いたします。
まずは結果をご覧ください。

 

    関連項目
  • EVはすごい(“同じエネルギーで走れる距離を比較”)

年間の燃料費の比較

近距離通勤者Aさんの場合

1ヶ月の走行距離370km、1年間の走行距離5,240kmとして

車種 1ヶ月の燃料費 1年の燃料費
ガソリン車(日産ティーダ) 4,280円 60,600円
EV(日産リーフ(従量電力)) 1,840円 26,100円
EV(日産リーフ(深夜電力)) 651円 9,210円

ガソリン車よりEVの方が、年間で3.4万円のお得!
深夜電力なら、年間で5万円のお得に!

長距離通勤者Bさんの場合

1ヶ月の走行距離1,200km、1年間の走行距離15,200km

車種 1ヶ月の燃料費 1年の燃料費
ガソリン車(日産ティーダ) 13,900円 176,000円
EV(日産リーフ(従量電力)) 5,970円 75,600円
EV(日産リーフ(深夜電力)) 2,110円 26,700円

ガソリン車よりEVの方が、年間で10万円のお得!
深夜電力なら、年間で15万円のお得!

いずれの場合でも、普通のガソリン車と比較して、EVの方が半分以上安くなります。
「ドリーム8」などの深夜電力が使える契約をして夜間に充電を行えば、6分の1以下まで安くなります。

年間の走行距離が長ければ長いほど節約できる金額も増えますので、営業用自動車のように一日の走行距離が長くなる使用形態では、EVに乗り換えることでランニングコストの大幅圧縮が可能になります。

シュミレーションの条件設定

  • 車両
    ガソリン自動車として日産のティーダ、EVは日産のリーフを使用しました。
  • 燃費・電費
    米国EPA(環境保護省)が採用する燃費ラベルの値を使用しました。
    (参考情報:www.fueleconomy.gov
    市街地や冬季での燃費悪化が考えられますが、年間を通しての平均燃費として設定しました。
    車両 平均燃費(電費)
    日産 ティーダ 12.8km/L
    日産 リーフ 4.76km/kWh
  • ガソリン料金、電気料金
    ガソリンはリッター148円に設定しました。(平成23年7月現在)
    電気料金は北海道電力の「従量電灯B」契約とし、2段料金の1キロワット時あたり23.68円に設定しました。
    深夜電力は1キロワット時あたり8.37円に設定しました。
  • 使用状況の設定
    日常の通勤に自家用車を使用しているユーザーを仮定しました。
    市内での近距離通勤と、郊外のベッドタウンからの長距離通勤の2タイプを設定。
    月間の勤務日数は22日で固定としました。
    ケース 平日 休日
    Aさん(近距離通勤者) 札幌市内の往復15kmを通勤 月に2回郊外のショッピングセンター(往復20km)で買い物
    年に4回レジャーで(往復200km)遠出
    Bさん(長距離通勤者) 石狩市から札幌市へ往復50kmを通勤 上記に加え、月に2回郊外の埠頭(往復30km)で海釣り